美ヶ原高原
美ヶ原

溶岩でできた天空の台地で大空を満喫

美ヶ原高原は、長野県中央部にある高原です。標高2034mの王ヶ頭を中心とした標高2000m前後のテーブル状の台地です。夏期は、牛の放牧場となっており、麓の酪農農家から運ばれてきた牛がのんびりと草をはむ様子を眺めながら散策ができます。
春から秋までバスが運航されている松本側の天狗の露地から王ヶ頭までは、徒歩約20分、東側の山本小屋から王ヶ頭までは、徒歩約40分です。

美しの塔

美しの塔

王ヶ頭から西に進むと約10分で王ヶ鼻(2008m)で、ここには通常高山帯でしか見られないハイマツが自生し、松本盆地や北アルプス方面の展望が開けています。霧の出ている日には、ブロッケン現象(自分の影が霧に映り光背を抱いているように見える現象)を見ることもあります。山本小屋方面は、放牧場の柵の間の整備された道が続いていますが、その途中に美しの塔があり、内部には鐘が設置され鳴らすことができます。ここには、詩人尾崎喜八の「美ヶ原溶岩台地」の詞を刻んだレリーフがあります。「登りついて不意にひらけた眼前の風景に しばらくは世界の天井が抜けたかと思う・・」というフレーズに共感を覚えます。

焼山の滝

焼山の滝

美ヶ原高原美術館は、箱根・彫刻の森美術館の姉妹館で、屋外現代彫刻を中心に展示が行われています。営業期間は4月下旬から11月中旬頃までです。
山麓の各方面からは多数の登山コースが台地上に向けて付けられています。
南山麓の三城牧場からは、百曲(ももまがり)コース、陣ヶ坂コース、王ヶ頭直登コースがあり、いずれも約2時間で台地上に出ることができます。
北山麓の上田市武石(たけし)からは、焼山沢コースがあり、県道62号線から2時間30分で美しの塔まで登ることができます。沢沿いの歩きやすいコースですが、水は放牧による汚染があり飲用には適しませんので注意が必要です。
東の「美しの国」別荘地からは、物見石山、牛伏山経由で山本小屋まで約2時間です。
冬期も山本小屋までは、車道が除雪されており、スノーシューなどで雪上ハイキングが楽しめます。冬季は牛に替わって野生の鹿の楽園となります。
王ヶ頭山頂にある王ヶ頭ホテルと東側の山本小屋は、1年中宿泊ができます。
ビーナスラインと呼ばれる観光道路が、ここから霧ヶ峰、白樺湖、蓼科高原方面に続いており、絶好のドライブコースとなっています。(冬季は閉鎖)

美ヶ原高原へのアプローチ

春から秋にかけては、路線バスが、松本駅から松本市側(北西側)の天狗の露地まで、松本駅と上田駅から東側の山本小屋(長和町)、美ヶ原美術館(上田市)まで運行されています。

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